
「かつくら」は鉢に入ったゴマを自分でゴリゴリとスリながら、とんかつが揚がるのを待つのが楽しいですよね。
店員さんが言い慣れた口調で「それではゴマをすってお待ちください・・・」
と言ったのはきっとマニュアルなのでしょう。
今まで僕が経験した中で、おかしな接客マニュアルNO.1は、「ウルトラ・デ・レストラン」というお店です。
ウルトラマンのキャラクターショップ兼レストランというコンセプトで、店員さんの制服も地球防衛軍みたいな感じで統一されてました。
メニューもすべてウルトラマン。グラタンやハンバーグは目玉焼きやソースを駆使して、ウルトラマンの顔に見えるように作られていました。
注文したメニューがすべて出揃うと、店員さんは敬礼のポーズをとり
「任務完了しました」
と一言。
その日は偶然、当時ガンバ大阪で、サッカー日本代表のゴールキーパーでもあった本並選手が奥さんと子供を連れて来店してはりました。
僕達はそれをみて「うわ〜、本並や〜っ!」と、一同テンションうなぎのぼりだったその時・・・
突然、ジャジャーンと音楽が流れて「ウルトラマンがやって来てくれましたー」的なアナウンスが流れると、店内にウルトラマン参上!!
「はっ!・・・さっきまで店の片隅にいた男性の店員さんが・・・いない!!」
光の国から来てくれたウルトラマン(店員さん)は、本並選手のテーブルと、その隣のテーブルとの間を側転ですり抜け、軽快なステップでステージに上がり、格好よくポーズを決めるのでした。
(つづく)